2023年10月15日(日)このブログはプラモデル製作の過程や完成済み報告またはフィギュアの手直し&塗装などを報告しているのですが、今回は特別企画!ベルセルク最新42巻が発売されたのを記念してART OF WAR製作のグリフィス&フェムトのレビューをお送り致します。まったく手を加えていないというより、恐れ多くて手を加えられないといった方が正解かもしれません。グリフィス様の神々しさがそうさせているのかもしれませんね。それでは怒涛の連続ショットをご覧ください。美しい・・・・白い鷹をモチーフにした甲冑が本当に素晴らしい!頭部は2種あります。兜をつけたVerと兜なしの素顔Verの2種です。兜ありはバイザーが可動します。
素顔も美しい・・・グリフィスは整った顔とぷっくり唇が特徴ですね。
この上の画像がとてもカッコいいです。ベストショットと言ってもいいかもしれません。惚れ惚れします!
マントも2種類あります。ロングVerとショートVerの2種です。展示するスペースを考えての事だと思います。こういった製作した人の思いが伝わると嬉しくなりまね。ありがとうございます。
ここからは兜なしの素顔Verをお送り致します。
凛とした中にも確固たる信念を感じる顔ですね。自分の国を手に入れる。幼き頃からのグリフィスの夢です。その為に多くの仲間を失ったグリフィス、しかしその信念を断念する事はなくむしろ夢を断つ事がいままで躯になった人への裏切りとなる。それこそが蝕をもいとわなかったグリフィスの原動力です。受肉を終えたグリフィスがガッツと対面する22巻の「剣の丘の再会」が特に好きな回です。
ガッツに対面したグリフィスが放った言葉
「確かめに来たんだ この新しい肉体(からだ)でお前の前に立って心揺さぶる何かがあるのか」
涼しい顔で一言
「どうやら オレは自由だ」
ガッツ「何も・・・お前がやった事に・・・お前が裏切ったあいつらに・・・感じちゃいねェってことか!!」
「オレは オレの夢を裏切らない それだけだ」
この回は正に神回ですね。ガッツの激情に対してグリフィスの冷静さ、その対比が素晴らしい! 新しい肉体を受けてもその芯は変わらないという事を印象づけるシーンです。自分の夢を裏切らない正にグリフィスそのものです。この次の回もまたいいんですよね。獣剣士対黒い剣士 ゾッドとの対決が迫力ありすぎ!作者の三浦健太郎先生の筆も乗りに乗っている感じです。あんなに早く亡くなってしまうとは・・・・残念です。しかし物語は続いていますよ、三浦先生! 森恒二先生監修、スタジオ我画の面々が作画でがんばっています!三浦先生とは違い線が細いのが気になりますが、最後まで見守りたいと思います。生前のインタビューの中で最後はガッツ、キャスカ、グリフィス3人とも幸せにしてあげたいとおっしゃっていましたね。そうなる事を願いつつ見守っていきたいと思います。
想像以上に長くなってしまいました。いや~やはりベルセルクは最高ですね。ガッツの運命もグリフィスの運命もなるべくしてなった感があります。ファンタジーでありながらも本当にこの2人が存在していてこういう話があったのではないかと思ってしまう程の説得力のある漫画です。三浦先生はその2人をそばで見ていたのではと思ってしまいます。それほどの没入感のある漫画です。漫画ではないな、自分の中ではノンフィクションです。ありがとうございました。三浦先生!
フェムトも登場して1回で終わりにしようと思っていたのですが、次回も続きます。プラモファンの方、少々お待ちください。水面下で頑張っています。
次回もお楽しみに(^_-)-☆