ザクⅡ 完成編2回目です。前回のリペイントから更に踏み込んでウェザリングを施しました。どういう手順でやるのか?迷いに迷いながら進めたのですが、8割方イメージするザクに仕上がりました。是非ご覧ください。
どうでしょうか?ザクですね。これぞザクです!以前のザクと比較してみましょう。
20数年前に製作したザクとは全然違いますね。例えるなら、新米パイロットが初戦で攻撃を受けて怯えて帰ってきたザクと、かたや歴戦のエースパイロットが無傷で帰ってきたような堂々としたザク。そんな雰囲気があります。いつまで見ていても飽きないですね。ウェザリングの魅力はそこに物語を感じさせるからなのでしょう。どういった状況で戦い、生き残ってきたのか?どんなパイロットが乗っていたのか?その傷や汚れはどうついたのか?そんな事を想像される魅力が詰まっている気がします。
それでは、リペイント後からどのようにしたのか、自分自身忘れないうちに記録に残しておきます。え~と・・・・もう忘れそう・・・・
まずは、このMr.ウェザリングカラー ステインブラウンを塗りたくりました。しかしこの原液のままだと濃いので薄めます。専用の溶剤を使います。▼これです。
この専用のうすめ液を使用しないととんでもないことになります。ラッカー塗料のうすめ液でも同じでしょと思い、使っていたら塗料が溶けてしまいました。それはそうだと慌てて模型店に走りこれをゲットしました。はじめは、薄くぬり余分なところをふき取るようにした方がいいでね。様子を見ながらがいいと思います。このウェザリングカラーの最大の特徴はプラが割れないという事です。エナメルで同じように塗りたくるとすぐ割れてしまいます。これは絶対に避けたいです。その心配がないというのはうれしいです。
全体的に塗り終えたら、部分部分にこのステインブラウンを塗っていきます。塗料がたまりそうな所を考えながらぬります。その後、▼これを塗ります。
ブラウンがたまって所から流れ落ちるイメージで塗ります。これでグッと雰囲気がよくなります。
次に▼これです。
このエナメルのジャーマングレイを薄めて▼これでチッピングをします。
これにジャーマングレイをつけて、エッジをめがけて軽く押し当てます。そうするととてもいい感じになります。
仕上げに▼これです。
これも同じようにスタンピング スポンジで押し当てます。このザクではシルバーをやりすぎてしまいピカピカになったので、エナメル溶剤でふき取りました。皆様もやりすぎには注意が必要です。ふき取ってもまだピカピカしていたので、再度ステインブランを薄く塗って落ち着かせました。
続いて足です。ソール部分、黒いところですね。ここは、▼これを使ってます。
専用の溶剤で薄くしてから塗りたくったのですが、全体に塗らなくてもよかったと思います。
右側のように適度に塗ってから、ふき取ります。どんどん乾いていくので早めに対処した方がいいです。(乾いても溶剤を含ませれば大丈夫です)
以上で本体のウェザリングは完了です。ザクシールドはダメージも加えているので、次回詳しく報告いたします。それにしてもウェザリングの効果は絶大ですね。かっこよさが数段、跳ね上がります。
▼ザクシールドの記事はコチラの後半に記載されています。是非ご覧下さい。