ザク完成編4という事で今回は、バズーカをお送りすると共にシールドのウェザリング手順をご紹介致します。まずはバズーカの写真からどうぞ。
これまた、かっちょいいですね。解説書によると『ザクが使用する大型火器のひとつ。開戦当初は核弾頭の射出にも使用されたが、南京条約締結後は通常弾頭を装備していた。』とあります。恐ろしいものをぶっ放していたのですね。ちなみにバズーカの塗装はザクマシンガンと同じです。シルバーの下地にMSファントムグレー、その後にウェザリングカラーのステインブブラウンを塗ってからすぐ拭き取り、シルバーのドライブラシをして完成。この色の組合わせ現時点で最高です。
ちょっと苦戦しましたが、無事取り付けられました。それにしてもこのザクはよく出来ていますね。スタイルもそうですが、武器の豊富さ、その取り付け方法など、MG以前のプラモデルでは考えられないクオリティです。その裏には、開発に携わった多くの方々の努力と情熱があった事が想像できます。その思いを受け取れるかどうか・・・それは、製作した人にかかっているのだと思います。
▼それではここから、シールドのウェザリング手順をご紹介いたします。

(左)どうにウェザリングをするのか迷い、とりあえずステインブラウンを塗ってからふき取り、その後、スモークグレーを傷周りにエアーブラシ。(中)エナメルのジャーマングレイやフラットブラックを傷周りに筆塗り。(右)仕上げにエナメルのシルバーで整えて完成!
実際の傷は深くないのですが、塗装の仕方で深く感じますね。上記の手順を見ても色を塗っていくごとに、その表情を変えていくというのは、うれしいものですし、やりがいを感じます。素組だけでいいやと思っている方も、塗装してみる事をお勧めします。プラモデルがおもちゃではないリアルさを感じさせてくれると思います。
4回目は以上となります。5回目は以前製作したガトリングガンを持ったザクをお送りします。お楽しみに!
5回目はコチラ▼