ここで元の状態をご覧下さい▼
ここからは塗装の説明ではなく左腕の大砲の改造を紹介致します。元々は左腕の手首部分はまったく動かなかったのですが、やはりガッツには必要だと思い改造しました。その様子をご覧ください。
パっと見はあまり違いを感じませんね。加工前は可動しないのはもちろんですが、上下に分割線もでていた為、加工後では消しています。加工後には可動部にボルトもつけて説得力を上げています。
▲まずはエッジングソーで手首部分を切り離しました。焦らず慎重に行います。
▲同じくエッジングソーで左腕と大砲部分を切り離します。切り離した後は当然ヤスリで面を均しています。その後、大砲の中間部分のリングをコトブキヤのショートパイプで補います。こういうのがあると本当に助かりますね。
▲可動部にドリルで穴を開けシンチュウ線を通して可動の確認です。ガッツはやはりこうでないとダメですね。
▲面をキレイにしてスキマをポリパテにて埋めました。左上の黄色い部分がポリパテです。その後、シンチュウ線を隠す為にボルトを配置しています。これもコトブキヤのサポートグッズです。基部となるので大き目のボルトにしています。いかにも感が強くでていると思います。
▲塗装はダークアイアンです。細部まで塗装のチェックをして問題なければ、接着です。これにて完成!仕上がりも元々こうだったのではないかと思う程、違和感がないと思います。こうやって振り返るとスムーズに作業が進んだように感じますが、実際は何度もすり合わせをしたり接着後に取り外したり、トライ&エラーの繰り返しです。今回はここまでとします。どのような塗装をしたかは次回お送りいたします。それにしてもベルセルクは世界観が独特で人を魅了する部分が多々あると思うのですが、その魅力の大きな点にこのガッツの存在がある事は間違いありません。まさに一人で戦争を始めるような重武装、それは眼に見えないけれども現代に生きる人それぞれが武器を持って戦っている様を現わしているのかもしれません。劇中にでてくる魔物などはそれぞれに襲い掛かる困難やトラブルを現わしているに過ぎないのかなと考えたりします。どんな強い魔物が現れても決して折れる事がないガッツ、そこにそれぞれ自分自身を重ねて応援しているように思うのでが、みなさんはどうお考えですか?単純にガッツかっこいいでもいいのですが、そんな見方を加えるとよりベルセルクが面白く感じるかもしれません。
次回もお楽しみに(^_-)-☆