梅雨が明けて連日、猛暑日ですね。塗装には最適ですが、暑くてバテバテです。さてそんな中、今回お届けするのは、工作編です。工作と言っても幅詰めとか難しい加工はしません。元々のキットの出来もいいのでそういう事は不要です。正確にいうならディティールアップといった所です。ミリタリー感あふれる24部隊に仕上げたかったので、模型雑誌を読み漁り、使えそうなものを採用しています。みなさんの何か参考になればうれしいです。まずは完成画像をご覧いただき、モチベーションアップしていきましょう!
武器類の工作は次回以降として今回は本体工作について説明していきます。最初に手をつけたのは、穴開けです。
赤丸部分に3つの穴をあけています。模型的には見栄えの為ですが、実在するとなれば軽量化が目的になると思います。軽量化によって他の24部隊より早く動けるとか考えてもいいかもしれません。この3つの穴をあける為に専用の治具を作りました。
▲3つの穴が均等になるように作った簡易的な治具です。これを目印にして、ピンバイスで穴をあけていきます。穴は貫通はしていません。
次に装甲を付けいています。ミリタリーのド定番と言ってもいいでしょう。そこそこの厚さのプラバンを切り出しボルトを四隅に接着しました。
▲ウェーブかコトブキヤのサポートグッズですが、本当に小さいです。切り出す時は写真のようにマスキングテープなどを貼ってからデザインナイフで切り出した方がいいです。そうしないと確実に失くします。次に穴の開いた装甲を取りつける作業です。
赤丸部分の所の説明です。
プラバンを切り出し穴開け用の治具を使って同じ穴を開けました。
でも正直いびつになってしまいました。そのまま使ってますけど・・・その為、別の穴あき装甲では正確に穴あけをしています。
多少ましになっていると思います。フロントアーマー部分は装甲を追加したというイメージですが、上記画像部分などは、埋め込まれた感じを狙っています。その手順を説明します。
▲穴あきのプラバンは事前に用意するとして、本体側に接着剤を塗布し、穴あきプラバンを張り付けます。しばらくそのまま放置です。完全に乾燥したら、穴を掘り直したり、紙やすりでなじませます。その後、ガイドテープを貼り、ミゾを掘ります。これにより埋め込まれた装甲を再現する事ができます。手間はかかりますが、ミリタリー感をアップするには非常に有効だと思います。
続いては、肩部のディティールアップです。
両肩にある巨大なフックはヘリで移動する際に使用されるものと仮定します。コトブキヤのモデリングサポートグッズを使用しています。フック下のバーは防御アップ?です。たぶん・・・使用したのはタミヤの三角棒です。ここにも六角ボルトを使用しています。
では反対側の肩を見ていきましょう!
こちら側はディティールアップの売りの一つでもあるスモークディスチャージャーがついています!マシーネンクリーガーに影響された作りと色塗りをしています。塗装に関しては、いずれアップしますが、先端の白部分だけ筆塗りで、たたくように塗っています。MAX渡辺大先生の影響ですね。さて工作の流れをご覧ください。
タミヤのミリタリーキットからそれらしいものを流用。受け部分はガンプラの一部、肩アーマーの接続部分はプラバンで製作とボルトを接着しています。小さすぎず、大きすぎない絶妙なサイズと自負しております。また方向も一定の方向でなく不規則にしたかったので、その点に関してもよくできたと思ってます。
さてまだまだ紹介したい部分があるのですが、今回の最後とします。
チェーンをかける為の大型フック部分です。これはタミヤの戦車より流用しています。▼
模型墓場から持ってきたものです。こう言ったものを保存しておくと、すごく役立ちます。使える部分があるかなと探している時は宝探しをしているような感覚になります。
本体部分の工作に関しては、1回で終わるかと思いましたが、予想以上にお伝えする事が多いので次回に持ち越しさせていただきます。一人でも多くの人が手を動かす、きっかけになってくれたらうれしいです。次回もよろしくお願いします!