今回は初のRG（リアルグレード）をお送りします。RGとはバンダイの公式サイトによると
「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成や質感表現を実現。モビルスーツを作る楽しみと興奮を1/144スケールに凝縮したブランド。
と謳っています。まさにリアルを目指した新ブランドという事です。では早速いきましょう！
いかがでしょうか？バーニアなどの作り込みもすごいですね。実際のロケットエンジンを参考にしているという話です。さすがRG！特にこのシナンジュは後ろ姿がとても素敵です。本当に飛んでいきそうな雰囲気をもった機体ですね。
続いては武器の一つであるビーム・ライフルのご紹介です。
このビーム・ライフル説明書によると
『シナンジュ専用に開発された高出力ビーム・ライフル。強襲揚陸艦のカタパルトデッキを貫通するほどの威力を持つのみならず、標準的なものよりバレルが長く、サイトセンサーを取り付ける事で遠距離射撃にも対応する。銃身下部にグレネード・ランチャーやロケットバズーカなどもマウント可能』
グレネード・ランチャー取り外した状態
ビーム・ライフルを携行するためラックを開きます。
ビーム・ライフル携行完了！
ビーム・ライフルを手に持ち射撃するシナンジュをご覧ください。
この盾もいいデザインですね。それにしてもこのシナンジュは派手なモビルスーツです。金の縁取り（エングレービング）もそうですが、羽を模したスラスター、曲面主体でありながらエッジの効いた装甲、極めつけは深紅の機体色、搭乗者のフル・フロンタルを色濃く反映した機体ですね。そのフル・フロンタルのフィギュアもキットには付属しています。さすがに小さすぎるので、塗装は断念しました。
小さいながらも雰囲気抜群です。続いてはフェイスアップをご覧ください。小顔なので体全体を撮るとあまり顔が見えないでの別撮りにしました。
秀逸なデザインです。美しい。 特に横顔がス・テ・キ💛
塗装に関しては、赤い部分はそのまま成形色です。グロスインジェクションと呼ばれる美しく輝く装甲です。特徴的な金色も塗装は一切不要で、黒い部分と別パーツになっているので、組み立てるだけでこのように美しくなります。これは本当に素晴らしい技術です。そして内部のメカ部分や動力パイプはキットのままだとグレーです。このグレーが、わたくし的には受け入れられません。シナンジュの魅力を半減どころか台無しにしてしまうぐらいいけていません！その為、グレー部分は全て黒で塗装しています。バーニアは全てシルバーで質感をぐっと高めています。なので、このシナンジュは黒とシルバーしか使っていません。（バーニア仕上げにエナメルのクリアーオレンジは塗ってます。）
キット素組との比較
内部メカがグレーだといまいちですよね。
ドライブラシもしているので、作り込みのすごさが際立ってます。
フレキシブル・スラスター 開閉機構
脚部スラスター、可動回転します。
【フレキシブル・スラスター】シナンジュが背面と脚部に装備する大型推進装置。ユニット自体が可動機構を備え、機体がいかなる姿勢であっても、操縦者がイメージする機動制御を驚異的な推進で具現化する。シナンジュはさながら翼で舞っているかのような軌跡を描くのである
縦横無尽に宇宙を駆けるシナンジュが目に浮かびますね。
シナンジュ1回目は以上です。次回はビームサーベルを中心にお届けします。初のRGでしたが、いい面と悪い面があることが分かりました。いい面は上記で記した事ですが、悪い面というか残念なのは重心がとれないということです。このシナンジュだけの問題なのかわかりませんが、腰の安定感がなく武器やバックパックを装着すると不安定になります。立たせるのに苦労します。また可動に関してもMGと同じように考えて動かすとキットを壊してしまいそうになります。あれっ組み立てが悪かったのかと思ってしまいます。またマーキングシールが肉厚で張り付きが悪く、乾燥すると浮いてきます。これはリアルから反するのでとても残念です。全てがカンペキというのは難しい事なので、良い面を見つつ、割り切って憧れのシナンジュを手にしましょう！
