早くも2021年の終盤に近付いてきましたね。そんな中、コロナが落ち着いているので、観光地は大変な賑わいです。そんな光景を昨日みて懐かしさと同時に嬉しさを感じてしまいました。日常が戻ってきましたね。
さて、今回はタイトルからして怪しいのですが、ケンプファー反省会です。まずは完成画像をご覧ください。
青い機体はいいですよね。初のMAX塗りに挑戦した記憶があります。腕の内側のシルバーもいいですよね。ケンプファーの設定だと同じ青になるのですが、シルバーにしたかったのです。今見てもココはカッコいいです。が・・・・パッと見は問題なさそうですが、製作したのは15年以上前なので、今見ると直したい箇所が多々あります。これがタイトルにある反省になります。順を追って確認していきましょう！まず致命的なのが、破損です。
致命的ですね。経年劣化で破損してのではなく15年以上前の完成した直後から割れています。なんで割れたのか当時は分からなかったのですが、今わかりました。
バーニアがももにあたる為、ヒザに負荷がかかり割れたのです。ではなぜももにあたるのか？「まったく設計が悪いな。初期のMGだからしょうがないのか」と思っていたのですが、自分が悪かったと今気がつきました。説明書を見たらバーニアの設置個所が低すぎるのです。その為、ももにあたり、ヒザのパーツが割れたのです。バカバカバカ自分のバカ！殴ってやりたいですね。説明書はよ～く見ないとダメですよ。（反省1） 次の反省は・・・
腕ゆるゆるです問題です。腕がぽろぽろ落ちる・・・・軸が細いのか受けがゆるいのか？どちらにせよ修正の必要ありです。あと関節部の深緑がイヤだな、塗り変えたい・・・時間がない・・・（反省2） 次は・・・
上半身のサブスラスター紛失とシュツルムファウストを懸架する受けの破損です。パーツの紛失はよく管理していないからですね。こー言った小物は100均の透明な袋に入れて管理する必要があります。また作業中もなくさないように気を付けるのと作業後の片付け時、必要な部品を捨てていないか必ずチェックします。私は机で作業するのではなく、床で作業をします。その方が紛失したパーツを見つけやすいからです。またティッシュを捨てる際も必要なパーツを取り込んでいないかティッシュを確認しています。そこまで徹底してやらないと紛失問題は解決できないと思います。正直、そういった管理ができない人がいい作品を作れる訳がないと思います。（反省3） 次は・・・
マーキングシール余白みえる問題、転写式ではないこのシール自体の問題もありますが、もっと余白を切るか、トップコートをするかでカバーできるはずです。塗装後に貼っただけで終わりにしたのだと思います。（反省4） 次は・・・
色かぶり問題、パーツを組んでから塗装したからこうなってるんですよね。組みあがった状態からリタッチをするなら、エナメル塗料を筆ぬりするか、エアーブラシでリタッチするならパーツをはずすかマスキングをするかどちらかです。ここから透けてくるのは面倒がっていたという自分です。その作品に自分の性格が反映されるという事も肝に銘じるべきです。（反省5） 次は・・・
意味不明パーツとぼんやり問題です。左側の写真の赤丸部分、関節部分なのにモノアイ的なものが見えます。ライト？と見せるには厳しい。単純に凹んでいる所にこのモノアイパーツがはまったので、そーしたというしょうもない理由な気がします。意味のないことはしない！意味があるならそのように見せる努力をするという事が大切です。右側写真はこの部分だけの問題ではないのですが、スミを流していないので、全体的にぼんやりしているのです。神は細部に宿るという言葉を君には送ろう！（反省6）
以上で反省会は終了です。なんかベテラン社員が新入社員にお説教をしているような気がしてきました。根底は仕事もガンプラも同じなんですね。いい作品をつくれる人が、いい加減な仕事をしている訳がないのです。ガンプラ製作はガンプラを手にした時から始まるのではなく、起きた瞬間から始まっているのです。自分の普段の行動、習慣、口癖まで見直してみるのはいかがでしょうか？その一つ一つが、素晴らしい完成作品へとつながっていくのかもしれません。自戒を込めて。（かっこいいこと言ったなぁ）
それにしても見れば見るほど、上記以外にも直したい箇所が・・・継ぎ目消しが甘い所や、パーツの欠けているのをそのまま使っているとか、シルバーをもっと輝度をあげるとか反省箇所が多々あります。悪い所ばかり見るのではなく、いい所を見るべきだとも思います。まさに新人教育ですね。このケンプファーから見える事はその当時の自分としては全力を尽くした事が分かります。その努力は買いたいと思います。（今も当然全力ですが。）これからもこのブログのタイトルのように、まじめにガンプラ！をしていきたいと思います。
さて反省会が長くなってしまったので、武器紹介は次回とします。次回でケンプファーは終了します。長期シリーズにはしません！（断言）
撮影は上記問題を誤魔化ながらやっています。それでは次回もお楽しみに！