まじめにガンプラ!コツコツ制作日記

ファーストガンダムを中心に、かっこいいガンプラ、80年代リアルロボット、魅力あるオジサンと美女フィギュアも作ります!毎週日曜日の夕方に更新!お楽しみに!

サザビーリペイント

サザビートイ商品リペイント

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サザビーリペイント

今回は特別編というか番外編です。完成品のトイ商品をリペイントしてみました。自分自身も手順を忘れないよう記録に残すと同時にみなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。ではいきましょう!

リペイント前状態からどうぞ!▼

サザビーリペイント

サザビーリペイント

サザビーリペイント

全体の作りは悪くありません。サザビーのモールドもしっかり入っているし、片側だけサイコミュの展開状態にしてあるとかニクイ演出がなされています。シャアの方も額の傷が入っていたりして原型師の意気込みを感じます。が、しかし悲しいかな大量生産の弊害というものは多々あります。

サザビーリペイント

どうしても最初に気になるのはシャアの頭部、髪の毛の生え際です。顔と髪の毛の間に分断があります。現在のアメリカを象徴しているのでしょうか?次に気になるのは、目の下のクマです。寝不足なのでしょうか?ジオンの総帥となり考える事は多々あると思いますが、寝不足のままサザビーに搭乗するのは危険なのでやめましょう!その次、写真では見づらいと思いますが、顔のヨコにイボがありました。肌も荒れ気味なので大きなストレスがかかっているのでしょう。心中お察し致します。総帥。

全体的に言えば、おもちゃっぽいテカテカのツヤ、のっぺりとした塗装、塗料のはみ出し等、数え上げればキリがありません。手順にはいる前に完成状態と比較してみましょう。

サザビーリペイント

(左)リペイント前      (右)リペイント後

どうでしょうか?シャアの寝不足も解消され、頭部と髪の毛もバッチリ一体化されました。サザビーもチューンナップされ出撃可能です! 心も落ち着いた所で手順に入りましょう!

まず、気になる部分をデザインナイフで削ります。修正後がコチラ▼

サザビーリペイント

このあと熱湯にさらします。汚れと油分を落とすと同時にサザビーのツノが若干曲がっているので修正します。熱湯には十分注意しましょう。ちなみに自分は100円ショップで購入したオケにヤカンで沸かしたお湯を入れます。作業はお風呂場です。

水分がとれたら、顔と髪の毛の境目を修正します。ここはポリパテです。自分が使っているのはウェーブのモリモリです。乾いたら軽く紙やすりで滑らかにします。800番から1000番を使用してます。

サザビーリペイントサザビーリペイント

▲頭部もポリパテも同色なので助かりました。あとマントになっているのですね。サザビーを外した時に気が付きました。眼の下にエナメルの肌色を塗っています。コチラ▼

サザビーリペイント

フラットフレッシュ

続いては顔を削った部分の塗装です。塗料はコチラ▼筆で塗っています。

サザビーリペイント

ベースフレッシュ

サザビーリペイント

▲この時に紋章のフチにスミ入れ塗料のブラック。髪の毛にブラウンのスミ入れをしています。

エナメル スミ入れ塗料

塗料のはみ出しの修正をするのと同時に全体を引き締めています。唇もスミを入れています。このエナメルのスミ入れはとても便利です。ラッカー塗料の上から塗れば、たとえはみ出したとしてもエナメル溶剤でふき取る事が可能です。またフタにハケがついているので、ちょっと作業するにはとても便利です。私は基本的には思いついた事はすぐに手を付けるようにしています。そうしないと忘れるし、時間が勿体ないのです。もしすごく時間がかかりそうだと思う作業があったら、必要な道具だけ揃えておきます。そうすれば、忘れないし取り掛かるのもスムーズに出来ます。なんにせよ、手を動かす事が大事です。

続いてサザビーのデカール貼りです。デカールは手持ちのものを使用しました。デカール貼りに必要な道具は大体コチラ▼になります。写真には写っていませんが、その他、水を入れた容器(プリンのカップ)ティッシュが必要になります。サザビーリペイント

サザビーリペイント

(左)デカール前   (右)デカール後

デカールが貼り終えたら、仕上げに入ります。クリアブラウンをエアーブラシにて吹きます。使用したのはコチラ▼

サザビーリペイント

レベリングウスメ液、GXクリアブラウン

影になる所とデカールにも上掛けしています。シャアの方もアゴの下や、耳の後ろ、額部分や髪の毛の深い場所などにこのクリアブラウンを塗っています。また紋章の四隅もこのクリアブラウンを吹いています。これによりグッと立体感がでています。

その次にこちら▼

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シタデジタルカラー レイクランド・フレッシュシェイド

噂のシタデジタルカラーです。初めて使ってみました。フタが堅かったです。使った感想としては筆塗りには便利だと思います。溶剤で希釈しなくても瓶のまま使えるし、フタをあけると筆を調整するベロがついています。このシタデジタルカラーを耳の中や髪の毛の生え際、鼻の下などに影色として使っています。

次はいよいよクライマックスへ突入です。ツヤのコントロールです。ガンダムやグフでも使用したつや消しを使用しました。

サザビーリペイント

つや消しが完了したら、サザビーには、シルバーのドライブラシです。使用したシルバーはコチラ▼動力パイプもこのシルバーで塗っています。

エナメル チタンシルバー

サザビーリペイント

▲どうですかこのかっこよさ!

シャアの方はもうひと手間かけています。

ウェザリングマスターHセット

 

サザビーリペイント

中はこんな感じ。

化粧道具ですね。付属のブラシもありますが、細かい所は綿棒でやってます。綿棒も100均はダメですよ。余分な毛が付きやすくなります。模型店の毛羽立ちがすくないものを使いましょう!こちらを顔の光の当たる部分へこすりつけます。これにて完成!

サザビーリペイント

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サザビーリペイント

更にシャアはもうひと手間かけました。唇に赤みを追加しました。

サザビーリペイント

サザビーリペイント

エナメルのブラッドレッドとフラットホワイトを混ぜて少量、くちびるに色を入れています。もういいでしょう。ここまでで終了とします。

サザビーリペイントご覧いただきありがとうございました。メルカリに出品した所、購入していただけました。購入していただいた方、ありがとうございました。

では次回作でお会いしましょう!




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