そろそろ梅雨になりそうですね。塗装時に困るそんな時期にお届けするのは、ガサラキよりライデンアーマーです。このライデンアーマーとても好きです。人が搭乗できるのに巨大ではなく、無駄を一切省いた機能的なデザイン、動きのスムーズさも印象的でした。ボトムズを監督した作品なので同じ系統なのですが、ボトムズより評価されていない気がしますね。もっと評価されていいと思います。さてそんなライデンアーマーですが、まずは組み立ての模様からご覧ください。
結構な狭さですよね。実際これで操縦できるのか疑問ですが、かっこいいからOKです!では下半身をつけてみましょう!
素組なのにかっこいいですよね。このライデンアーマーの説明としては、頭長高4.4m本体重量2.5t 最大速度65㎞/h 最大行動時間60min。T.A.(タクティカルアーマー)とは市街地での戦闘能を重視して開発した二足歩行兵器の総称。このライデンアーマーは実用化された初のT.A.である。T.A.の開発背景としては、二足歩行兵器は姿勢制御の難しさから実用化は困難とされてきたが、豪和インスツルメンツという企業が独自の駆動システム「アクティブ・アクチュエーター(適応型人工筋肉)」を完成させることにより問題をクリア、T.A.が開発されたのである。(説明書より抜粋)
このライデンアーマー全体的にはかっこいいのですが、手の作りに違和感があります。開発背景でも出てきましたが、人工筋肉という設定なのでこういった手になっているのですが、自分が作り上げるライデンアーマーでは手の作りを変更しようと思っています。では武器の紹介です。
赤丸部分、50mmグレネードランチャー。装弾数100発。バリケードやビル等、障害物を破壊するのに活躍!黒丸部分はスモークディスチャージャー。片側に7発づつ、両肩で14発装備。敵の攻撃を感知すると自動的に発射される。
青丸部分は、リフティングウインチ。高層建築物の壁を登るためのアンカーフックを打ち出す装置。緑丸部分はアルムブラスト。アンカー先端から気化爆薬を噴霧する特殊装備。これらの両方を併用する事により、迅速な縦軸上の移動能力を発揮する事ができる。
75mm低圧砲。市街戦での火力支援用兵装。移動時には2つに分解され、腕に装着される。装弾数は20発。
今回のガサラキ、ライデンアーマーはいかかだったでしょうか?冒頭でもっと評価されるべきといったのですが、その認識をさらに高めた感じです。プラモデル的にも、モールドはしっかり入っているし、作りやすいし、プロポーションも良好なので1/35キットとしては上出来です。欲を言うならば、ボトムズと同じ1/24シリーズでリメイクしてほしいですね。特にコクピット周りの作り込み、リフティングウインチなどの武装の完全再現に期待します。今はまだ素組の段階なのでこのキットをどこまで高める事ができるのか、今後の展開に期待してほしいです。(ちょっと製作は遅れます)次回はキットの売りである降着ポーズをお届けします。
次回作もお楽しみに!