今回は仮面ライダー1号＆サイクロン号のリペイントをお届けいたします。まずはリペイント後のサイクロン号単体をご覧下さい。
仮面ライダー1号との2ショットをどうぞ！
模型墓場より発見した時の状態がコチラ▼
リペイント前
リペイント前
リペイント前
リペイント後がコチラ▼
リペイント後
もともと出来がいいので、形状的な変更はありません。塗装をすることでおもちゃ感の払拭を図りました。それでは手順の説明です。まずは全体のテカテカ感を取り除く為にフラットクリアーをエアーブラシします。
▲サイクロン号に乗っていない1号・・なんか間抜けな感じがします。このフィギュアは肩が回転するだけの固定モデルです。
フラットクリアーで落ち着いたら、真っ白だった眼にピンク色（エナメル赤と白の混色）を筆塗りしました。▼その後、手袋やブーツ部分のシワにエナメルブラックを流し込みます。小さいながらもシワの作りは絶妙です。
▼サイクロン号の方はフラットクリアーを吹いた後、大きなスキマをポリパテで埋めています。
▲ショッカーマークはシールで再現されていますが、破れているのでとりたい所ですが、マークの出来がいいのでそのままにしています。ですが、このままでは、みすぼらしいので周りをエナメルの赤で誤魔化しています。
ショッカーマークリペイント後
続いては・・・
▲サイクロン号のタンク周りの赤部分はシールになっているので、剥がしています。サイドの赤は塗装で再現されていました。そこはそのままです。▼
リペイント後の状態ですが、サイドの赤部分は何もしていません。
続いて、エアーブラシにてスモークグレーを吹き付けています。奥まった部分ですね。
次はハンドル周りのリペイントです。基本シルバーのドライブラシです。
ハンドル周りのリペイント推移。左から右へ。
▲メーター部分はちょうどいいデカールがなかったので、ガンダムで使わなかったホイールシールを張り付けています。
▲シルバー部分はエナメルのチタンシルバーです。
▲タンク周りの赤部分はモンザレッドとつや消しブラックを混ぜて筆塗りしています。
▲エナメルブラックにてスミ入れ
▲ライト部分はクリアーイエローを筆塗りしています。
サイクロン号のライト部分にシルバーを塗ってみました。反射すればキラリと光るのかと思ったのですが、それほどでもなかったです。
タイヤ部分は前回のバトルホッパーと同じようにウェザリングカラーを混ぜ合わせて筆塗りしています。
以上にてサイクロン号の完成！
リベットの作りがとてもいいアクセントになっています。
指の造形もすばらしい。
最後は、またまた登場のタイホウバッファローです！
仮面ライダー1号は動けないので、仮面ライダーブラックのようなドラマ（コント？）ができません。いきなりの体当たりです。サイズも微妙に違いますが、ご勘弁下さい。さて4回に渡ってお送りした仮面ライダーシリーズも今回で一区切りです。次回より、新シリーズ始動！水面下で進行していた作品の大発表です。見どころいっぱいに作ったので長期シリーズになると思いますが、お付き合いください。それでは次回もお楽しみに！
突如オマケコーナーです。
本当はなくてもいいのですが、デザインのすばらしさに感激してこの場で紹介させていただきます。S.I.Cというブランド名で出ている仮面ライダーシリーズの一つです。竹谷隆之さんのデザインだと思いますが、まあすばらしい。サイズが小さいのに細部まで気合の入ったというか魂が入っている作品です。ショッカーマークからしてシールではないですからね。立体感のあるレリーフになっています。是非細部までご覧ください。
メーターも独特なデザインです。
▲内側の作り込みもどうですか？神は細部に宿るとはまさにこの事ですね。ライトに入っているタテラインもいい味を出しているのです。
カウルを外してみました。エンジンもホイールの作りもすごいですね。所々にある金色がいいアクセントになっています。
▼僭越ながら並べてみましたよ。見比べて下さい。
横幅が全然違うのですね。タイヤの太さも倍ぐらいあります。いやすばらしいの一言です。いいもをみせてもらいました。バトルホッパーの方も出てきたので、後日アップします。そちらも是非ご覧ください。