今回はバルキリーの塗装編をお送りします。まずは最新画像からご覧下さい。
さていきましょう!前回のバルキリーから若干変化があります。デカールを追加したのとツヤをコントロールしています。では塗装を順番に見ていきましょう!
前回にも記載しましたが、このバルキリーは一度塗装で失敗しています。その為、色を完全に落としてからリスタートしています。塗装を落とした時、パーツの破損がでますので、溶剤の浸しすぎにはご注意下さい。ここからが本番!まずはナスカのメカサフヘヴィとフラットブラックを混色したものを全パーツにエアーブラシしています。
メカサフだけだと若干薄く感じるので、黒を足しています。この色が最後まで残っているのは、ソール部分です。次にシルバー塗装です。
今シルバーを使うならコレですね、ガイヤカラーのステンレスシルバーです。すばらしい輝度を持った塗料です。これをエッジに吹き付けます。
エッジ部分にシルバーを塗装するのは、仕上がった際のおもちゃ感を払拭する為です。各面が同じ色で仕上がっているとスケール感が損なわれるので、自分の作品には、ほぼこの傾向が見られます。ガンポッドにも同じようにシルバーを塗装しています。
ここまで来たらいよいよ本体色塗装です。単純な白でなくコチラ▼で塗っています。
GSIクレオスのグレーFS36622 ベトナム迷彩色と同じクレオスのつや消しホワイト、同じくクレオスのクリアーブルー(少々)です。バルキリーのイメージに近づけるようにしました。
白部分はこの後、エナメルのフラットホワイトを筆塗りしています。全部ではありませんが、面の中央部分です。しかし、あまりうまくいかなかった気がします。筆塗りは奥が深いですね。精進が必要と感じました。
白塗装の次は赤です。赤は説明書通りモンザレッドで塗っています。当初はマーキングシールが同封されていたと思うのですが、溶剤で溶かしてしまったので塗装一択です。
マスキングは手間なのですが、はがす時の快感がたまりません。色がはみ出しているとショックなので、キワ部分は慎重にマスキングしています。マスキングテープも専用のケースにいれるなどして周囲にホコリが付かないように気をつけています。ホコリが付着しているとそこから塗料が流れ込んでしまいます。その為、私はマスキングテープの両サイドはデザインナイフで切ってからマスキングしています。
▲赤部分が足りなかった所は、エナメルのフラットレッドでリタッチしています。
バイザー部分の塗装はエナメルのクリアーグリーンを塗っています。下地にシルバーが塗ってあるので、光の加減で光って見えます。同じようにエナメル塗料を塗った部分を青丸で表示しましたのでご覧ください。
エナメルのクリアーオレンジ、レッド、ブルー、グリーンを使用しています。
このバルキリーはモールドがびっちり入っているので、スミを流す箇所が多いです。特にここ▼天板がすごい!
通常のスミ入れならば、スミ入れ塗料で済むのですが、ここまであると通常のエナメル塗料が必要になります。その為、混色して使っています。
ブラシはスミ入れ塗料についているブラシを使用しています。細くって、いい塩梅のコシがあり重宝します。
続いてガンポッドはコチラ▼
おなじみのガンダムカラーMSファントムグレーです。これもいい色ですね。いよいよ最終コーナーです。デカールを貼ったあと特に白デカールは浮いて見えます。その為、馴染ませるようにスモークグレーを吹いています。その前後の比較画像をご覧ください。
分かりずらいですが、白デカールの上にスモークが乗っています。
ソール部分の白デカールやウイング部の白デカールにも同じようにエアーブラシしています。いよいよ最後!トップコートです。これは何度も出てきた自作品です。簡単に言うと半ツヤならぬ、1/4ツヤです。参考までに詳細はコチラにあります。
以上で完成です!なんか長かった気がします。小スケールだから早めに終わるかと思ったのですが、モールドとデカールの量に相当やられた気がします。まあそのおかげで、充実した達成感と満足感を味わう事ができました。また一つ念願が叶いました。ヤッホー!
最後に青空写真をご覧ください。
次回もお楽しみに! 次回はコチラ▼ ベース製作ですよ!