2023年6月4日、日曜日、豪雨の後の蒸し暑い日です。体に堪える季節になってきましたね。塗装にも気をつかう日々の始まりです。さてエントリーグレードガンダム塗装編(前編)をお送り致します。早速ご覧下さい。
このエントリーグレードガンダムを製作するきっかけになったのが、ホビージャパン2022年10月号のプロモデラー清水圭氏の記事を見たからです。水性ホビーカラーの筆塗りで仕上げたガンダムがかっこよかったのでチャレンジしてみました。記事では2回の筆塗りで簡単に仕上げたように感じますが、やってみるとそうはいかないのがガンプラの難しい所というか楽しい所です。ここからは清水圭氏の筆塗りを参考にしながら試行錯誤をした模様をご覧ください。
この段階ではまだまだ完成には程遠い状況ですが、ここまでの塗装プロセスをみていきましょう!まずは前回でもお伝えした通り下地はメカサフ(ヘヴィ)をエアーブラシにて塗装しています。
一色でもかっこいいんです。ここで一旦、作業を中止すると永遠に手をつけなくなるのでビビらずに先に進めます。上塗りをする前にサフ状態で組んでみて動きの悪い部分は微調整をします。このエントリーグレードガンダムは肩パーツの動きが悪かったので、デザインナイフや紙ヤスリで微調整しました。
ここからは一段回目の筆塗りです。
赤=モンザレッド
青=スカイブルー
黄=オレンジイエロー
影になりそうな部分はあえて残し気味にしています。黄色パーツなどは側面はそのままにしています。胸のダクト部分の両サイドもメカサフを残しています。ここまで塗ってみて眼の奥まった部分や各パーツ間の奥部分がメカサフのグレーのままだと違和感を感じたので、パーツが割れないウェザリングカラーのマルチブラックを塗ってみました。もし、もう一度このエントリーグレードガンダムを製作する事があったら奥まった部分は先にブラックで塗装しておいた方がいいかもしれませんね。後からだと大変です。特に顔部分!
2回目の筆塗り
赤=サーモンピンク
青=みず色
黄色の2回目はないのですが、そのままだと立体感に乏しいと感じた為、ナスカのフロストマットブラックをドライブラシ風に筆塗りしています。いい雰囲気になったと思います。黄色パーツのドライブラシが思いのほかうまくいったので、このやり方を全身に施してみました。これから塗る白部分にも同じようにドライブラシをしています。そうすれば白は置きにいくだけでカッコよくなるだろうとこの時は安直に考えていました。
全身に渡っていい雰囲気がでていると思いませんか?
青や赤パーツにもフロストマットブラックでドライブラシをしたのでいい雰囲気に仕上がっています。
次回塗装編(後編?)最も苦難の道のりの白塗装です。正直まだ仕上がっていません!次回もお楽しみに(^_-)-☆